2018年11月の一覧

化粧スレート 棟包板金交換

今回の工事は、台風により棟包板金が飛ばされてしまい、その修理の工事です。

台風の被害の場合、火災保険の摘要を受けることができます。今回の工事も、火災保険適用にになりました。

 

約半分の棟包板金が飛ばされてしまっています。

 

残っている棟包板金を取外し、下地の貫板も取り外します。貫板は木材の物を使用しており、所々腐食している所がありました。腐食により棟包板金を留めつけてある釘の利きが悪くなり、

強風で飛ばされる原因になってしまいました。

 

そこで今回使用した貫板は、フクビ化学工業株式会社「エコランバー」を使用しました。この貫板は樹脂(プラスチックの様な物)でできていて腐食しづらくなっています。

 

また、棟包板金の留めつけには、元々は釘で留めつけてあったところを今回はビスを使用しました。これにより徐々に抜けてきてしまう事がなくなります。

 

棟包板金の重ねには、シーリング材を塗布して水の浸入を防ぎます。重ね代は10㎝です。

 

完成です!

 

 

 

 

岡井屋根工事は茨城県を中心に屋根工事、雨樋工事を行っております。点検、相談、お見積りは無料で承りますので、お気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

和瓦 葺き替え工事 その三

前回は上の写真の状態まで投稿しました。

 

 

 

松川のしの上にのし瓦2段と紐丸を乗せて完了です。

 

全体の写真です。

 

 

 

岡井屋根工事は茨城県を中心に屋根工事、雨樋工事を行っております。点検、相談、御見積は無料で承りますので、お気軽にご相談下さい。

和瓦葺き替え その2

前回の続きになります。

 

 

まずはルーフィングの上にキズリテープを流し、その上に瓦桟を打ち付けます。キズリテープをながすことによって、ルーフィングと瓦残の間に隙間ができます。万が一瓦の下に雨水が入ってしまった時や、湿気などで水滴が溜まった時に、この隙間を流れていく仕組みになっています。

 

DSC_0752

次に瓦を葺いていきます。瓦を瓦桟に引っ掛けて一枚ずつ釘で留めていきます。

 

瓦を葺き終えたら、棟とりです。なんばん(モルタルの様な物)を置いていき、のし瓦を重ねていきます。和瓦の施工には大量のなんばんを使用します。

 

隅棟(斜めの棟)が終わったら、本棟(屋根の頂上の棟)です。模様が入ったのし瓦を使います。こののし瓦は「松川のし」と言います。

 

後もう少しで完成です!

 

 

 

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