今回の工事は、台風により棟包板金が飛ばされてしまい、その修理の工事です。
台風の被害の場合、火災保険の摘要を受けることができます。今回の工事も、火災保険適用にになりました。
約半分の棟包板金が飛ばされてしまっています。
残っている棟包板金を取外し、下地の貫板も取り外します。貫板は木材の物を使用しており、所々腐食している所がありました。腐食により棟包板金を留めつけてある釘の利きが悪くなり、
強風で飛ばされる原因になってしまいました。
そこで今回使用した貫板は、フクビ化学工業株式会社「エコランバー」を使用しました。この貫板は樹脂(プラスチックの様な物)でできていて腐食しづらくなっています。
また、棟包板金の留めつけには、元々は釘で留めつけてあったところを今回はビスを使用しました。これにより徐々に抜けてきてしまう事がなくなります。
棟包板金の重ねには、シーリング材を塗布して水の浸入を防ぎます。重ね代は10㎝です。
完成です!
岡井屋根工事は茨城県を中心に屋根工事、雨樋工事を行っております。点検、相談、お見積りは無料で承りますので、お気軽にご連絡ください。
2018年11月22日(木) 23:33 |
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前回は上の写真の状態まで投稿しました。
松川のしの上にのし瓦2段と紐丸を乗せて完了です。
全体の写真です。
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2018年11月22日(木) 22:54 |
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前回の続きになります。
まずはルーフィングの上にキズリテープを流し、その上に瓦桟を打ち付けます。キズリテープをながすことによって、ルーフィングと瓦残の間に隙間ができます。万が一瓦の下に雨水が入ってしまった時や、湿気などで水滴が溜まった時に、この隙間を流れていく仕組みになっています。
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次に瓦を葺いていきます。瓦を瓦桟に引っ掛けて一枚ずつ釘で留めていきます。
瓦を葺き終えたら、棟とりです。なんばん(モルタルの様な物)を置いていき、のし瓦を重ねていきます。和瓦の施工には大量のなんばんを使用します。
隅棟(斜めの棟)が終わったら、本棟(屋根の頂上の棟)です。模様が入ったのし瓦を使います。こののし瓦は「松川のし」と言います。
後もう少しで完成です!
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2018年11月4日(日) 10:01 |
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